
アルスラボ東京は、東京都内を拠点に活動する令和元年創設の新しいアマチュアの吹奏楽団です。
ラテン語で「芸術」を意味するArsと、「研究所」を意味するLab(laboratory)から名付けられました。日頃、様々な環境の中で生活するメンバーが、週末の練習の時間・体験を共有し創り上げる音楽が、様々な人々に呼応するものでありたい。そんな可能性を追い求め続けようという“想い”が込められています。
Ars longa, vita brevis. (Art is long, life is short.)
“芸術は長し、人生は短し” と訳されるギリシアの医学者ヒポクラテスの言葉。
私たち団員は、それぞれが人生の途中で楽器を手にし、この“吹奏楽”と言う音楽に巡り会い、共に歩んでいます。 一言で“趣味”と括られる吹奏楽団の活動も、続けていく中で毎回新たな課題や壁に直面します。「最高の演奏」を目指し「最大限の力」を発揮しても、その音楽の旅は終わることはありません。一歩ずつ、一歩ずつ...歴史を重ねながら成長を続けられる、そんな楽団でありたいと願っています。
2020年:東京都一般吹奏楽連盟加盟
Profile
和歌山市出身、大阪音楽大学付属高校器楽科トランペット専攻〔 故斉藤広義氏に師事〕を経て、武蔵野音楽大学〔故野崎季義氏に師事〕を卒業。
大学時代に佐藤保とブルースカイ〔 フジプロダクション〕に入団し、後にABC交響楽団で活躍。大学卒業と同時に東京交響楽団に入団〔 題名のない音楽会等に出演〕。同年から吹奏楽の指導育成にも尽力。編曲法は渡辺篤氏、指揮法はD. ハウエル氏に師事。1970年東京アンサンブルアカデミーの発足に力を入れ、1971年2月シカゴに留学〔 シカゴシビックオーケストラ在籍=音楽監督兼指揮:G. ショルティ〕。A. ハーセス〔 元シカゴ交響楽団首席トランペット奏者〕、V. チコヴィッチ〔 元シカゴ交響楽団副首席トランペット奏者〕両氏の現役時代に師事。ハーセス氏には特にブレス法、演奏法、アンサンブルを学び、また全米管楽器クリニッシャンとして権威あるチコヴィッチ氏には管楽指導法を学ぶ。
1972年7月欧州を視察して帰国。東京交響楽団、日本フィルで活躍と同時に東京アンサンブルアカデミーにて指導。
1974年東京リサーチ合奏団の発足に力を入れる。1976年~1993年東海大学吹奏楽研究会音楽監督兼常任指揮者、1983年~1992年横浜市消防音楽隊〔 専務隊〕楽長、1992年~1997年流通経済大学吹奏楽部音楽監督兼常任指揮者、1985年(創設)〜2018年プリモアンサンブル東京の音楽監督兼常任指揮者を続け、第30回記念定期演奏会をもって退任。令和元年(2019年)11月よりアルスラボ東京の音楽監督兼常任指揮者に就任される。
吹奏楽用に編曲された曲は数多く、今までのコンサートでも度々演奏されている。中学、高校、職場等の指導にも力を惜しまず、またレコーディングディレクターとしても幅広く活躍している。
活動方針

練習計画
目標を見据えた練習計画と、メンバーの出欠管理など効率的に練習を進められるよう計画し実行します。

演奏会企画
常にご来場いただくお客様の顔を思い浮かべながら、演奏会の企画考案・選曲・実行を進めます。

演奏技術向上
個々の演奏技術向上はもちろんのこと、パートを越えたアンサンブル力を磨き、より良い演奏を目指します。

コミュニケーション
まだスタートしたばかりの楽団だからこそ、一人ひとりのメンバーを大切に団を運営しています。
主な活動
定期演奏会
主に年1回の定期演奏会開催を予定。現在、初回となる第1回定期演奏会を2020年開催計画中です。
コンクール出場
確かな演奏技術の高みを目指し、その一環として吹奏楽コンクールへの出場も視野に活動をしてまいります。
社会・地域貢献活動
吹奏楽の形態のみにとらわれず、アンサンブルなどによる慰問演奏や依頼演奏にも積極的に参加してまいります。
定例の練習について
演奏会情報
次回演奏会について
第1回 定期演奏会
楽団発足記念公演
2020年 2月11日(祝・火) 建国記念の日
於 : 曳舟文化センター 劇場ホール
フラッシング・ウインズ
ベリーを摘んだらダンスにしよう
交響詩「死の舞踏」
ミュージカル「レ・ミゼラブル」より
シェルタリング・スカイ
アルメニアン・ダンス -全曲-